7月3日、枝幸高校野球部は目標である全道大会進出を目指し、稚内高校と名寄支部予選会初戦を戦いました。
前日の公式練習はグラウンドコンディション不良で中止、当日の開会式も小雨の降る中行われるなど天候が不安視される中でしたが、時間を追う毎に天候も回復。第3試合の枝幸-稚内戦は晴れ間ものぞく絶好の野球日和の中で行われました。
負ければ3年生は引退、その時点で現在のチームは解散となってしまうこともあってか、立ち上がりから両チーム気合いの入ったプレーを見せてくれました。
初回から四球と野手選択が絡んで5失点と春季大会を思い起こさせる苦しい立ち上がりとなってしまうものの、3回に2点を返し、最大6点差をつけられてしまった4回表には一挙5点を挙げて食い下がります。
そして6回には4点を挙げついに逆転。チームが今季掲げてきた「泥臭い野球」の真価を発揮してくれます。
しかし、その裏の失点に加え、7回に5点、8回にも2点を失いこの時点で11-17。あわやコールドゲームというところまで追い詰められてしまいました。
それでもナインは最後まで諦めない姿勢を見せ、最終回の攻撃で4番の公式戦初となる3ランホームランなどで1点差まで詰め寄る粘りを見せてくれました。
16-17。
最後の夏、一勝には惜しくも手が届きませんでしたが、今までで最高のゲームをしてくれたと思います。
これよりまた新チームが発足します。今回の「最高」を乗り越えてくれることを期待しています。今後とも変わらぬご声援をよろしくお願いします。
↓今回の1枚
応援に来てくれた野球部OBの元生徒会長に撮影をお願いしての1枚です。このチーム最後の集合写真です。
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