6月29日(木)~7月3日(月)、士別市ふどう球場にて、第99回北海道高校野球選手権大会北北海道大会第64回名寄支部予選が行われ、見事にAブロック優勝という成績を収めました。
これにより、7月15日(土)から旭川スタルヒン球場にて行われる北北海道大会への出場が決定しました。
この度の支部予選にあたり、ご協力いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
北北海道大会も選手一同精一杯プレーいたしますので、応援よろしくお願いします。
以下、試合結果です。
6月30日(金) 1回戦 vs浜頓別高校 (士別市ふどう球場)
試合開始 13:23 試合終了 14:28(5回コールド)
123 456 789 計
浜頓別|000|00 | | 0
枝 幸 |902|0× | |11
投手−捕手 山上-松嶋
三塁打 森河、佐藤(1回)
二塁打 山上(1回)
初回から打線が繋がり一挙9点を先制し、守っては先発の山上が5回を打者15人に対し12奪三振を含むパーフェクトピッチングで抑え、コールド勝ちしました。
7月3日(月) 代表決定戦 vs士別翔雲高校 (士別市ふどう球場)
試合開始 10:30 試合終了 13:45
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
枝 幸 |0 0 0|0 1 0|0 0 0|0 0 2| 3
士別翔雲 |0 0 0|0 0 0|0 1 0|0 0 0| 1
投手−捕手 山上-松嶋
二塁打 白潟(5回)、佐藤(9回)、半田、松嶋(12回)
初回から両チームとも投手が好投しゼロ行進が続いていましたが、5回表無死から白潟の二塁打、続く若松の犠打、川合の四球によりチャンスを引き寄せ、半田のタイムリーヒットにより1点を先制。
その後、7回終了時まで1-0のまま進みますが、8回裏の守備では先頭打者のヒット、二死から四球およびヒットを許し、同点に追いつかれました。お互い得点圏にランナーを進めるも、あと一打が出ず延長にもつれ込みます。
12回表、枝幸の攻撃は9回途中出場の堀川(1年生)からでしたが、センター前にクリーンヒットで出塁し一気にベンチが盛り上がりました。続く一番佐藤が犠打で得点圏にランナーを進め、二番半田がこの日2本目のタイムリー二塁打を放ち2-1。四番主将の松嶋が左中間を破るタイムリー二塁打を放ち3-1。
その裏の守備ではこのままリードを守り切るかと思いきや、三塁打と四球ふたつを許し、一死満塁、一打サヨナラのピンチを迎えました。次打者に甘く入った初球を捉えられましたが、その白球は前進守備の一塁手白潟のミットに収められ、そのまま一塁を踏みダブルプレー、ゲームセットとなりました。
あまりに一瞬の出来事で球場は静寂に包まれましたが、マウンド上の山上の雄叫びを皮切りに、枝幸高校の選手たちは泣きながら勝利を喜び、この大会2度目の校歌を斉唱しました。
試合終了後、士別翔雲高校の選手たちが枝幸高校側のテントを訪れ、「自分たちの想いも一緒に」と千羽鶴を手渡してくれました。3年間同じ支部で共に戦った高校球児の絆を感じるシーンとなり、応援に来ていただいた選手の保護者の皆様も目に涙を浮かべていました。
来週末からの北北海道大会は、相手校の分も良い試合ができるよう精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。