我々野球部はGWの3日間を利用して、砂川市を中心に空知北部の幅広い地域で行われた砂川合同合宿に参加してきました。
全道各地から実に28校が集い切磋琢磨した今回の合宿、その軌跡を簡単に振り返ってみようと思います。
5/3 第1試合 対芦別高校 ⚫︎1-13 於芦別市民球場
初回、先発投手が制球に苦しみ、味方のタイムリーエラーも重なって3失点。
続く2回もエラー絡みで失点するなど、長距離移動の疲れからか攻守ともに精彩を欠く結果となってしまいました。
ともあれ、9回には1年生が初のマウンドを3人で抑えるなど、収穫も少なくありませんでした。
5/4 第1試合 対標津連合(標津高校、霧多布高校、根室高校、利尻高校) ○11-3 於滝川高校グラウンド
変則4校の合同チームが相手の一戦は、初回に一挙10得点の猛攻を見せると、相手の反撃を2年生投手-1年生捕手のバッテリーが5回までを2失点に抑えてくれました。
6回からは1年生投手-2年生捕手とバッテリーを変更すると、初のロングイニングとなる4イニングを最終回の1失点のみと好投し、見事高校初セーブを挙げてくれました。
第2試合 対滝川高校 ⚫︎ 7-11 於滝川高校グラウンド
本日2試合目となったこの試合は、2回表に先制を許すも、その裏、4番の3塁打で作ったチャンスに、6番に抜擢された1年生が犠牲フライを放ち同点としました。更に3回にはヒットと死球で作った満塁のチャンスを活かし、3番キャプテンのタイムリー、4番の犠牲フライで2点を勝ち越しました。
しかし5回、不運な強襲ヒットで先頭打者の出塁を許すと、2者連続でのバント処理ミス、押し出し死球なども重なり6点を失ってしまいました。
その後も食らいつき2点差まで詰め寄るも、9回に駄目押しの2点を失いそのまま敗戦。
野球の怖さと粘りの力がついてきたことを再確認する一戦となりました。
5/5 第1試合 対滝川工業高校 ⚫︎5-6 於滝川工業高校グラウンド
合宿最終戦となったこの試合は、初回から大きく動きました。
制球に苦しむ相手投手を攻め、4得点。相手の反撃も3点に抑えると、試合はこのまま膠着へ。2回から5回まで両チームのスコアボードには0が並びました。
再び試合が動き出したのは6回裏。
先頭打者を死球で出塁させてしまったところからついに同点とされてしまいます。更に続く7回には3番にソロホームランを浴び勝ち越しを許す展開に。
何とかその直後に4番の一振り、ソロホームランで再び追いつくも、その裏に再び勝ち越され万事休す。
ギリギリの展開で競り負ける悔しい敗戦となってしまいました。
この合宿の通算成績は1勝3敗と負け越しに終わってしまいましたが、それぞれの試合にそれぞれの輝きがあり、それぞれが課題と収穫を持ち帰って来てくれたと感じています。
まもなく士別ふどう球場にて始まる春季大会て、この経験を活かしてくれると信じ、今回の報告はこの辺りで。
末尾になってしまいますが、GWにもかかわらず多大なご協力とご声援をくださった保護者の皆様、並びに対戦校やグラウンド整備等様々な形でご協力をいただいた関係各校の皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。
北海道枝幸高等学校野球部顧問
市野 紘隆
中田 雅浩
(文責・中田)
↓今回の1枚
5/3(日) 対芦別高校戦前のサイドノックの様子。
遠景ではありますが、外野手が大飛球を懸命に追って捕球しています。
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