宗谷地域林業担い手確保推進協議会による『林業というシゴト』説明会を本校で開催し、
1、2学年の中から希望者が参加しました。
宗谷地区でも重要な産業の一つである「林業」。
しかし、よくわからないというのが本音。林業について知り、就職の選択肢の一つにしてもらおうと説明会を開きました。
集まったのは2年生6名、1年生3名の生徒です。
講師は北海道指導林家 峰友武様(中頓別・浜頓別町森林組合 代表理事組合長)、
森谷浩久様(㈱きょうもく 代表取締役)のお二人をお迎えしました。
峰友様による森づくり施業についての講義は、森の役割、人工林についてでした。
「地ごしらえ」「除伐」など初めて聞く言葉も多く、また、人工林は60年もの長い時間のサイクルで作られているため、
若い世代の担い手が重要だということを知りました。
森谷様による木材加工についての講義は、動画で加工場の様子を見ながら、北海道の木材加工の現状についての説明を受けました。ミリ単位で木材を加工する機械は購入に1億円もかかっていると聞き、生徒も驚いていました。
生徒からは「未来のために必要な仕事だと思った」との感想が聞かれました。
これをきっかけに地元の産業について興味を持ってくれたらと思います。