12月21日(月)5、6校時、3年生37名を対象に、枝幸町の歴史や文化を学ぶ社会人教育を行いました。講師にオホーツクミュージアムえさし館長の高畠孝宗様をお迎えし、「地域の宝ものを探そう」と題して食文化、オホーツク文化、アイヌ文化などの視点から、枝幸町の「宝もの」についてご講話いただきました。
地名を題材にし、「目梨泊」の目梨は方角の東を意味し、「咲来」は「夏の道」という意味があることなど、地名に込められた土地の歴史を学びました。また、明治30年代、100億円近い砂金を産出し、一攫千金を夢見る2万人もの人で賑わったこと、絶滅危惧種である「ニホンザリガニ」が生息していること、進化の歴史から消えた謎の哺乳類「デスモスチルス」の化石の発掘のことなど、枝幸町にはたくさんの「宝もの」があることを知り、生徒は真剣に耳を傾けていました。町にはたくさんの「宝」が眠っていて、それを文化財として地域の特色ある教育に生かしていることを知り、生まれ育った地域にこれまで以上に関心を持つことが出来ました。