10月19日(火)3年生60名に対し、社会人になるために必要な知識や能力を身につけてもらうための授業の一環として、主権者教育を行いました。
今回は旭川弁護士会から川島様・出村様の2名の弁護士を講師としてお招きし、「模擬裁判を通して裁判員制度について考える」ことをテーマにご講義いただきました。
生徒達は模擬裁判のDVDを視聴したのち、自分が裁判員の立場だったら被告人をどう裁くかについて考え、グループで話し合いを深めました。
有罪と無罪で意見が分かれる班も多く、川島様が「今回の模擬裁判に答えはないが、根拠を持って判決を下すことが大切」とお話しくださったことをふまえ、様々な観点から評議を行っていました。
また、生徒を代表して謝辞を行った3Bの宮内君は「一つの物事を複数の視点から考え、論理的に結論を導くことの重要性を学びました」と感想を述べていました。
「人を裁く責任」だけでなく、「成人」として物事に向き合う姿勢についても、改めて学ぶ機会になったと感じています。
今回どう判決を下すべきか悩んだ経験を忘れず、自分事として捉えて今後の人生に生かしていって欲しいと思います。