7月31日(金)、夏季休業前全校集会を行いました。
新型コロナウイルスの対策のため、十分に距離を取っての全校集会となりました。
枝幸高校は8月1日(土)から8月17日(月)まで夏休みです。
次回登校日は8月18日(火)です。
集会の中で、北北海道大会の出場が決定した野球部の伝達表彰と壮行会を実施しました。
以下は、校長による講話の内容です。
令和2年度夏季休業前全校集会
校長 深澤 健
全校生徒の皆さん こんにちは。
新型コロナウイルス感染症の影響で４月から今日まで、皆さんには多くの面で不便をかけてしまったと思っています。約１ヶ月間の休校、部活動の大会や枝高祭の中止、夏季休業の短縮等、行事の変更もあり、今日までの単調な学校生活にも関わらずよく頑張って過ごしてきましたね。皆さんの粘り強さに感心させられています。また、野球部の支部代表は嬉しい限りです。
それでは、今日は３つのことについてお話します。
① 一つ目です。例年より短い登校日数での期間で今日の全校集会を迎えました。皆さん、振り返ってみていかがでしたか。長期休校がありながらもきちんと計画的に生活できた生徒、または生活が乱れてしまった生徒等様々であったと思いますが、反省を行い次につなげてください。皆さんには一日一日を大切に過ごしてもらいたいと願っています。反省を行うから次への目標が見え、成長があるのです。そうして人間は大きくなっていくものですよ。一つの区切りは今日です。皆さん今一度自分の４月からの高校生活を今日まで振り返って、明日からの目標を立てて、自分を成長させていきましょう。
② 次に二つ目です。本来なら今頃、東京オリンピックが行われていました。スポーツが感動するのは、そこに選手一人ひとりの努力の成果が現れるからです。国の代表としてその場に立ち、自分の努力の成果を発揮する。その姿に偽りはありませんよね。だから感動するのです。みなさんも、自分に感動できるように努力を怠らないでください。努力は人間を大きくします。そして努力した自分を褒めてあげましょう。
③ それでは、最後になりますが、新型コロナウイルス感染症は収束するどころか、再び増加傾向にあり、予断を許さない状況です。ここ枝幸町では感染者はでていませんが、新型コロナウイルスにはいつ感染してもおかしくないとの認識を持ち、「新しい生活様式」の下、マスク、手洗いの励行を意識してください。また、もし身近に感染者がでてしまった場合、決して偏見や差別の目で見ることのないようお願いします。自分が罹ったらと考えてみてください。
長くなりましたが、明日からの夏季休業、講習や家庭学習、部活動、そして普段できない家の手伝いやプライベート等、自分のために有意義に過ごしてください。特に3年生は、自分の進路実現に向けて重要な時期です。自分に負けないで、自分の夢を実現させるため頑張ってください。
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校長室より
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