6月3日（金）、｢宗谷ひと図鑑｣作成の事前学習として、第1回ワークショップを行いました。これは、宗谷管内の高校生が地元で活躍されている職業人を取材し、地域の｢ひと｣や｢しごと｣の魅力を再発見することで、地域社会とのつながりを深めることを目的とした、宗谷総合振興局のSOYA移住・定住推進事業の一環で実施しています。今年度は｢宗谷ひと図鑑｣の枝幸町の部分を、枝幸高校総合文化研究部の生徒5名が作成します。

講師として稚内北星学園大学で、地域住民へのインタビューを基にした映像制作の講義をされている侂美俊輔（たくみしゅんすけ）准教授にお出でいただき、地域の魅力をどのように北海道内外に発信するのが効果的か、また、人の魅力を引き出すための質問方法などについて講義していただいた後、グループワークをしながらインタビューの際の質問事項を考えました。

　自分たちが考える枝幸町の魅力について意見を出し合いましたが、｢カニ｣｢ホタテ｣などの海産物をあげた後、なかなかあげられない生徒もおり、生まれ育った地域について身近である分、その魅力に意外と気づいていないということを、町外、道外出身の教員からのアドバイスを受けながら実感していました。