6月14日(火)放課後に、学校祭で踊る枝幸小唄・歌登音頭の練習会を実施しました。これは、旧枝幸町・歌登町の合併10周年記念として、両地域の伝統文化である踊りを体験することをとおして、地域の理解と愛着を深めることを目的として企画したもので、学校祭1日目(7月9日・土)のパレード・アピールの実施に併せて、町内の方と一緒に踊るものです。今回は、町内の方6名に講師として来ていただき、代表生徒30名がそれぞれの踊りに挑戦しました。
「〽同じ波でもよ~ 枝幸の波は~」のフレーズで始まる枝幸小唄は、「〽山は白銀~」の歌詞で知られる「スキー唱歌」の作詞者、時雨音羽(しぐれおとは)氏によるものです。耳にするのも踊るのも初めてという生徒が多く、「手の動きが難しい」と戸惑っている様子も見られましたが、先生の踊りを見ながら頑張っていました。また最近、吉幾三さんが歌ったものと話題になった歌登音頭は、枝幸小唄に比べると踊りがわかりやすく、歌登出身の生徒はこれまでにも盆踊りで踊ったことがあるとのことで、講師とともに指導に当たるなど、楽しく踊っている様子でした。
次回の練習は6月22日(水)に全校生徒で行います。まだ踊りに多少固さは残りますが、今回覚えた代表生徒が輪の中心に入り、全校生徒が踊りをマスターできるよう、本番に向けて頑張りたいと思います。枝幸小唄は近年、町内でも踊る場がないとのことで、これを機会に年代を問わず踊れるきっかけになればと考えております。町民の皆さんと一緒に踊れるのを楽しみにしています。